土とふれあい、命を育む。「こどものうえん」
保育園の園舎の横に広がる「こどものうえん」は、子どもたちが主役の農園です。
ここは、ただ単に野菜を育てる場所ではありません。
土の匂い、太陽の暖かさ、水の冷たさを全身で感じながら、
種が芽吹き、実を結ぶまでの「命の循環」を体験する、生きた学びの庭です。
「食」と「農」を通じて、生きる力を育む
自分たちの手で育てた野菜を収穫し、味わう喜びは、子どもたちの心に深く刻まれます。当園は「食農」を保育の中に位置づけ生活体験、自然遊びを通じて子どもたちの「共に生きる力」の礎を築いています。
育てる・食べる
子どもたちは自らの手で種をまき、水やりや草取りをし、作物の生長を楽しみにしています。収穫した旬の野菜は園の給食や自分たちで調理して味わう、野菜くずはコンポストで堆肥にし再び畑の栄養にする、この循環の体験がにより子どもたちは、食べ物の大切さを学び、自然への感謝の気持がもてるようになります。
創る・学ぶ
運営母体である愛管株式会社は配管工事が本業です。そこで出た廃材を再利用し、ブランコや鉄棒などをスタッフが作ってくれました。大好きな遊具がリサイクル品だと知ることで、自然とモノを大切にする心が育ちます。地中熱を利用したビニールハウスでは、トマトやいちごの苗を植える体験を通し、環境にやさしいエネルギーについても学んでいます。
つながる・分かち合う
収穫した野菜は、系列のレストランや愛管株式会社の営業所におすそ分けすることもあります。「食べてもらいたい」と、子どもたちが泥をきれいに落とし、丁寧に袋詰めをしています。この経験が、他者や社会とのつながりを意識する第一歩です。
未来の環境リーダーを育てる
私たちの取り組みは、浜松市SDGsコンテストで優秀賞を受賞するなど、地域からも評価されています。「食農保育」の活動を通じて、子どもたちが自然を愛し、人を思いやり、未来を創造する「環境リーダー」に育ってくれることを願っています。愛管株式会社の経営理念「Life Spiral Up(幸せの好循環)」を、この保育園から生み出していきます。
子どもたちの笑顔に、会いに来ませんか?
自然の中でいきいきと暮らす子どもたちの姿は、私たち大人にも多くの気づきを与えてくれます。
ご見学や取材、連携のご相談など、お気軽にお問い合わせください。
